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とても、大事!「犬と暮す」その前に、事前確認して欲しい!3項目

<こんにちは、Jiiyaです>

最近は、「犬と暮らしている」ご家庭が、本当に増えました。
我が家の近くでも、朝夕の散歩の時間に犬連れの散歩をされている方を大変多く見かけます。

 

「犬と暮らす」自分も経験してきている事ですが、「これから犬と暮らそう!」と初めて思われた方に、「犬と暮らす」事を望む前に必ず確認して頂きたい3項目が有ります。

それは、「犬と暮らす」為の環境・費用・時間の事前確認3項目です。

参考にして頂ければと思い、以下にまとめてみました。

自分が、「犬と暮らす」事を望んだ時は、マンション住まいです。
一緒に暮らした犬は、ラブラドール・レトリーバー(雄)とアメリカン・コッカー(雄)です。

2頭の犬と本当に楽しく暮らし、それは、数え切れないくらい忘れられない思い出はたくさんあります。
 

コンテンツ

犬と暮らす環境の確認

「犬と暮らす」事に、今、自分が住んでいる所に問題がないかどうか、の確認です。

「犬と暮らす」事でのご近所への吠え声・匂いなどで及ぼす迷惑に対する配慮は、大切です。
一戸建てでは、普段からのご近所とのフレンドリーで礼を尽くすお付き合いをされている事が大事となってくる筈です。

それが、さらにマンションとなりますと、共同住宅ですから、当然、管理規約並びに細則などにペットを飼うルールが、ありますので、それを守らなければ、いけません。

自分が暮らしていたマンションでの管理規約では、犬も含めてペットを飼うことに、左右の隣接する住居、上下階の住居にお住まいの方の「犬と暮らす旨の同意書」が必要でした。

お陰様で、既に犬と暮らしている方もいらして、同意書を快く頂く事出来ましたので、「犬と暮らす」事をスタート出来ました。

犬と暮らす費用の確認

「犬と暮らす」事には、思っていた以上に、費用が掛かる。

犬を手に入れる費用


まずは、「犬と暮らす」のに一緒に暮らす犬を手に入れる費用です。これは、犬種、入手方法、人気などの違いで費用が変わり、『犬との出会い』の機会に掛かる費用となります。

最初に、「犬と暮らす」前に、行動して頂きたいのは、一緒に暮らしたい犬(犬種)について、事前に良く調べる事です。
その犬種が作られてきた歴史・環境などで、犬種によって、本来持っている性格も違いますし、潜在的に持っている発生しやすい病状などが有ります。

その様な情報は、今は、インターネットで検索したり、関連する書籍も出ていますし、お世話になるであろう近くの獣医さんに相談したり、トリミングが必要になる犬種でしたら、トリマーさんに尋ねたり、色々、犬種に関する情報を入手する方法は、あると思います。

獣医さん・トリマーさんからは、『意外と一緒に暮らす犬種の事を知らずに暮らし始めて、「戸惑い」を感じてしまう飼い主さんが、多いのには驚きます。』とお聞きしています。

事前によく調べることで、「犬を入手」する上での選択眼も養われますし、「犬と暮らす」上での楽しい暮らしも作りやすくなる筈です。
犬の入手方法は、色々とあります。

  • 動物愛護団体から譲り受ける
  • ペットショップで購入する
  • ブリーダーから購入する
  • 通信販売で購入する
  • 知人・友人から譲り受ける
  • 保護した犬を迎え入れる

などですが、ご自身の「犬と暮らす」想像する生活に合う犬種(サイズ・性格など)を事前によく調べた事と照らし合わせながら、『犬との出会い』を求めて下さい。
既に「犬と暮らす」事をされている方の意見を聞かれることも大事だと思います。

以下は、「犬と暮らす」事で掛かる費用の概要を記述致しました。

生活用品費用

次に、「犬と暮らす」為の生活用品費用です。「犬と暮らす」上で、快適にする為に人それぞれの考え方になりますが、下記のような物を手に入れる様になると思います。

犬の部屋
サークル・ケージ・ゲート・ベッド・マット・トイレ用品など
犬の食事
給餌器・給水器・食器スタンド・フードストッカー・ランチョンマットなど
犬のしつけ・遊び
 ボール・ロープ・知育トイなど
犬の手入れ・掃除
毛取りブラシ・コーム・消臭グッズ・空気清浄機・ハサミ・爪切りなど
犬と散歩
カラー(首輪)・リードなど

「犬と暮らす」事を初める上で、当面、準備する用品となりますが、犬種・こだわり、指向性を考えると、今は、かなりのバリエーションから選ぶこと出来ますが、小型犬ですと50,000円程度〜、大型犬ですと70,000円程度〜の予算となります。

自分の場合は、犬の部屋にこだわってしまい、W=1800mmあった押し入れを改造して、犬の部屋を作ってしまいました。


予防接種・ワクチン費用

「犬と暮らす」には、必ずお金が掛かります。
犬には、法的な費用を含めて、

  • 登録費用(初期費用で3,000円程度)
  • 狂犬病予防接種(3,000円〜4,000円程度/毎年)
  • 混合ワクチン(3,500円〜10,000円程度/成犬の場合毎年・子犬ですと年数回)
  • フィラリア予防(5,000円〜10,000円程度)

ワクチン予防接種等は受ける場所でも変わりますが、以上の費用が掛かります。

食費・トリミング費用

さらに、日々の「犬と暮らす」費用として、食費・トリミング(消耗品含む)費用なども掛かってきます。犬の健康を考え、こだわりなど加えると費用の上限は上がります。

衛生面を考えると排泄処理のためのペットシーツもこまめに交換すると、その数量も上がります。これも、意外とかかる費用です。

小型犬に比べ、大型犬の方が、当然ですが、費用負担が大きくなります。



医療費

「犬と暮らす」に当たり、予測出来ないのが医療費用です。突然の病気、怪我に対してその病状、怪我の程度によってかかる費用は、かなりの差は、有ります。

自分が、一緒に暮らした犬では、突発的に100,000円程度の費用が、掛かり、「何としても治してあげたい。」思いから、出費致しましたが、色々なお話を伺うと、かなりの費用を要した治療もあるそうです。

雌ですと「今後出産させない。」状況でしたら、特有の病気(乳がん、子宮・卵巣など)のリスクを防ぐためにも、避妊手術(25,000円〜50,000円程度)をすることも多く、雄の場合は、生殖行動を抑える精神面で去勢手術(15,000円〜35,000円程度)を行うことも有ります。

最近は、ペット用の保険も色々と出てきましたので、予め、不測の事項に備えて保険に加入される方も増えています。
これも、保険適用範囲の内容の充実を計ると当然、費用は高くなってきます。

犬種・犬年齢に応じて、保険比較の出来るサイトは、参考になると思います。



介護・葬祭費

犬の長生きによって、高齢な犬の介護費の負担も年令と共に増大していきます。
高齢に因る病気での治療費用、高齢のための食費などが、そうです。
1回の検査・治療・投薬・注射・点滴などで、50,000円程度掛かってしまう事も有ります。

又、「愛する犬」が、亡くなった場合などは、小型犬、大型犬などにより、かかる費用は、変わりますが、20,000円〜60,000円程度、必要となります。

「犬と暮らす」費用のまとめ

犬と暮らしていくには、環境の充実、食事、健康管理、医療など、生きていますので、当然費用が掛かります。
「犬と暮らす」為に一般的に共通している年間の費用は、

小型犬 概算100,000円程度
狂犬病/フィラリア予防・各種ワクチン・健康診断 25,000円〜30,000円
衛生用品 5,000円
ペットシーツ 20,000円
ペットフード 45,000円

大型犬 概算150,000円程度
狂犬病/フィラリア予防・各種ワクチン・健康診断 30,000円〜35,000円
衛生用品 10,000円
ペットシーツ 25,000円
ペットフード 80,000円

となると思います。

以上とは別に、毛足の長い犬種ですと、トリミング費用も掛かりますし、医療保険の加入の必要性、ドッグフードの選出、犬のトイグッズの購入、犬とのお出掛けの費用など、飼い主さんの考え方、犬種の個体差によっても変わりますが、色々と支出が加算される形となります。

本当にざっくりとしたイメージですが、小型犬で20万円前後、大型犬で30万円前後の年間費用が掛かると思います。

犬と暮らす時間の確認

「犬と暮らす」には、犬と関わるのに思う以上に時間が必要となります。

「犬と暮らす」様になりますと、一緒に暮らす為のかなりの時間を必要としてきます。
食事・健康管理等の世話に要する時間、しつけ・散歩・遊びに要する時間など、思う以上に「犬と暮らす」為の時間を必要とします。

突発的に犬の健康具合が悪い時は、予定していた行動も取れない様な時間となるときも有ります。
生活の一部で犬を家族の一人として考えていますが、「犬と暮らす」事をされてこなかった人には、その部分を理解されない事もあります。

旅行など出かける時には、愛犬をペットホテル、信頼できる家庭等にお願いして預けなければいけません。幸い自分には、自分以上に犬に詳しい信頼出来る友人がいましたので、お願いして出かけることは出来ましたが・・・。

まとめ

「犬と暮らす」を望まれた時、以上の3項目(環境・費用・時間)を大事と思い、確認されて、「犬と暮らす」を初められて、生きがいとされて下さい。

犬を見て、「可愛い、愛くるしい」と思われる方、犬の社交的な姿に魅力を感じ、虜になり、「犬と暮らす」を望まれると思います。
自分も例外にもれず、そうでした。一瞬で犬に夢中になり、その生活を想像したものです。

想像通りにいき、生活に多くの憂いを頂き、楽しみ、癒やされてきた事も事実です。
犬を通じて、新たな人間関係を築けた事も財産となっています。
「犬と暮らす」思い出も心の中の宝です。

犬の寿命もドッグフードの改善、動物医療の進歩で、10年〜15年以上と伸びました。
飼い主となる人もその「犬と暮らす」期間では、社会で生活をする上で本当に色々な出来事、問題にぶつかります。
その様な人生の変遷変化と一緒に犬と暮らしていくのです。

時と場合によっては、「犬と暮らす」事は、大変ですが、覚悟が必要となる時の有ります。

「犬と暮らす」を初められてから、
『犬と暮らす環境を築けなくなった』
『犬と暮らす費用が出せなくなった』
『犬と暮らす時間が持てなくなった』
と言う事になって、愛犬との生活に支障があっては、残念な思いです。

実際に「犬と暮らす」事を初めて、想定外のことに直面して戸惑う事も有ります。
「犬と暮らす」事で思わぬストレスを感じてしまう飼い主さんもいらっしゃるようです。

「犬と暮らす」を望まれた時、飼い主さんご自身もその生活において、以上3項目を確認されて、楽しい生活を初められて下さい。

「犬と暮らす」を望まれた方へ、犬のことを理解されるのに解りやすい『犬の十戒』と言うのが、有ります。
自分は、一緒に暮らし始めてから、暫くして知った言葉です。

犬のきもちを表現されている様で、犬との接し方のひとつの指標となり、考えさせられた言葉でした。

犬の十戒

第一戒:私の生涯はだいたい10 年から15 年です。あなたと別れるのは何よりもつらいのです。私と暮らし始める前に、どうか別れのことを考えておいてください。

第二戒:あなたが私に望むことを理解するまでには、少し時間がかかります。

第三戒:私にとって一番大事なことは、あなたから信頼してもらえることです。

第四戒:私のことを長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたにはあなたの仕事や楽しみもあり、友達だっているでしょう。でも、私にとってはあなたがすべてなのです。

第五戒:私にちゃんと話しかけてください。あなたの話している言葉の意味はわからなくても、話しかけてくれるあなたの声はよくわかるのです。

第六戒:あなたが私にどんなふうにしてくれたか、それを私は絶対に忘れません。

第七戒:私をたたいたりする前に、私はあなたを噛んだりしていないことを思い出してください—私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに。

第八戒:私が言うことを聞かないと怒る前に、なにか原因があるのではないかと考えてみてください。食事はちゃんとしているか、かんかん照りの日なたに置き去りにしてないか、年を取って体が弱ってきていないか、と。

第九戒:私が年を取ったら、どうか優しく世話をしてください。あなただって、年老いたら同じようにそうなるのですから。

第十戒:私が旅立つその時を安らかに迎えられるように、どうか最期まで一緒にいてください。「かわいそうで見ていられない」なんて言わないで、私を独りぼっちで逝かせたりしないでほしいのです—だって、私はあなたが大好きなんですから。

<有難う御座います、Jiiyaでした>

 

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